
新本
著者 片岡義男
発行:左右社
四六判 256ページ
いつもの喫茶店でコーヒーを飲んで、街を歩いて、部屋に戻ったらノートブックを開いて。
さあ、小説を書いてみようか。
ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など8篇を所収。
小説家・片岡義男の世界にどっぷり浸れる、
「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。
目次
「イツモクルオンナノヒト」
「あとがきを書いてください」
「金曜、雨模様、気温8度」
「黒いニットのタイ」
「ただそれだけ」
「レモネードとあさりの貝殻」
「どしゃ降り餃子ライス」
「ミネストローネ」